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スパム攻撃からデータ、パソコンを守るために必要な事

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スパム攻撃からデータ、パソコンを守るために必要な事

スパム攻撃の怖さを理解しておくことが必要



現在どのような業種でもパソコンを利用し、コミュニケーションツールとしてメールを利用するということも当たり前のように行っています。近頃はタブレット、スマートフォンなどの操作でタッチパネルを利用する事が多くなり、利便性もよく、インターネットを活用する中でストレスなく利用できる機器です。

日ごろから便利に利用しているITも、常に危険と隣り合わせなのだということを理解しておくことも必要です。セキュリティについてしっかり情報と知識を持っていないと、データを失ったり、個人情報が漏えいするなどの被害にあうことも他人ごとではないのです。セキュリティがこれほど求められるようになった背景には様々なIT機器にほとんど通信機能が搭載されているということがあります。スマホにしてもタブレットにしても通信を利用できるからこそ便利であり、誰でも利用できる機器として活用されているのです。しかし常にインターネットを利用し個人もSNSなどを気軽に利用できる時代では、この通信機器を悪用する人がいるということも理解しておかなければなりません。

例えば、こうした通信機器を悪用される代表的なこととしてスパム攻撃があります。手に入れたメールアドレスに対して無差別に大量のメールを送信します。大量のメールが送信されることで、業務に支障をきたすこともありますし、本当に必要なメールを探すことも困難になるほどで、こうした被害にあっている企業も少なくありません。メールアドレスがどこから判明したのか、被害にあった人はまったく覚えがないという方も多いのですが、メールアドレスの取得は様々な方法があり、それを特定していくことは難しい状態です。攻撃する方は手当たり次第にメール送信できるソフトなどを利用しスパム攻撃をしてきます。またこうした攻撃が怖いのは、ただ大量にメールが送られてくることで業務に支障をきたすばかりではなく誤って開封してしまったことでウイルス感染の被害にあうこともあるのです。



悪意あるソフトのダウンロードやウイルス感染を起こすことも



企業のホームページをみると、企業のアドレスが掲載されていることも多いです。仕事上、注文などを受ける場合に、サイト上に企業のアドレスを入れておかないと商売にならないということもあるからです。こうした公開されたメールアドレスを取得してデータベース化して、それを悪用されることも少なくありません。

スパムは商品を紹介したいと考える人が、広告宣伝のために行うということもありますが、最も危険なこととして、ウイルス感染させられる可能性です。営業のメールが多数届く部署では、安全なメールなのか確認せず開封してしまう事もあります。この時、そのメールがスパムで、広告目的ではなく攻撃目的で送られたものの場合、ウイルスが添付されていることもあります。受信のみで感染することは少ないといわれていますが、開封してそこに書かれている特定のURLを何気なくクリックしてしまうことで、ウイルス感染したり、悪意のあるソフトがダウンロードされる事もあります。

開封のみ、ということなら被害を最小限にとどめることもできますが、URLを何の気なしにクリックしてしまったことで、リンクが組まれており悪意のあるソフトがダウンロードされパソコン内部に保存してあったデータが破損してしまったということも少なくありません。データが使えない状態になったということならまだしも、そのデータを盗まれた時、大きなトラブルになる可能性もあります。スパム攻撃でウイルス感染し、顧客の個人データが盗まれ盗用されたとなれば、非常に大きな問題となります。スパム攻撃などの可能性があるということ、知らないメールなどはむやみに開けないなど、社員教育も必要となってきます。



セキュリティソフトの導入、専門家への相談も考えよう



企業も個人も、こうした悪意のあるスパム攻撃などをどのように予防すればいいのでしょうか。まず行うことは、セキュリティ対策となるソフトウエアを必ず利用する事です。こうしたスパムなどの攻撃やウイルスについてはいたちごっこで、新しいウイルスを作り出している側と、それを阻止する側で常に戦いとなっていることを理解する必要があります。

セキュリティ対策となるソフトは、更新を行うことで新しい悪意あるウイルスやソフトなどのダウンロードに対応できるようになっています。こうしたセキュリティについて費用がもったいないなど考えて導入しないことで、ソフトやセキュリティ対策なら数万で済んだところ、顧客情報の漏えいなど起こしてしまい、結局企業が大損害を負うということもあるのです。

個人であっても例えばクレジット情報を盗まれたり、大切なデータをばらまかれるなどの被害にあえば、セキュリティソフトなどを導入しておけばよかったという気になります。ことが起きてからでは対応できない、ということを肝に銘じておくこと、予防するための策を常に練っておくことが大切です。メール対策にもなるソフトを導入しておけば、スキャン機能なども充実しているものが多いので、おかしいと感じるメールに対しては注意喚起をしてくれます。

スパムメールの場合、開かないことが第一のセキュリティとなりますので、こうした被害防止のソフトを導入することを考えておきましょう。また、企業などで個人情報を多数扱う場合、セキュリティに詳しい専門家にどのような対策が必要か、相談することも考えておくべきです。

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