弊社のメール誤送信防止対策ソリューション「CipherCraft/Mail（サイファークラフトメール）」は、メール送信前にメールの宛先、本文、添付ファイルの内容確認をユーザに促し、メール誤送信の発生を抑止することで情報漏洩を未然に防止するソリューションです。

　CipherCraft/Mailのメール誤送信防止機能は、ビジネスでメールを使う上での情報漏洩対策として有効なものであり、その重要性は今後も変わらないと考えます。

　一方、CipherCraft/Mailでは、上記誤送信防止チェック機能に加え、添付ファイル暗号化機能としてメールの添付ファイルを自動で暗号化圧縮（＝パスワード付きZIPファイル）する機能も提供してまいりました。
しかし、昨今、パスワード付きZIPファイルが受信者の用意したセキュリティ対策をすり抜けてしまう点を悪用した攻撃（Emotet、IcedIDなど）が猛威を振るっており、セキュリティ関連各所から警告が出されていることから、今回以下の判断をいたしました。

• 2021年3月10日以降に出荷する現行製品（CipherCraft/Mail7）では、添付ファイル暗号化機能（パスワード付きZIPファイル）の
  標準設定（デフォルト）を“暗号化をしない（暗号化機能をOFF）“とします。
  ※　既存導入のお客様につきましては、設定変更で暗号化機能をOFFにできます。設定変更しない限り 従来通りの機能でご利用が可能です。

　現行製品の販売継続はもとより、今後もCipherCraft/Mailは誤送信防止対策ソリューションとして、AIを用いた機能拡張や、製品ラインナップ拡充を続けてまいります。
また、メールに添付するファイルにつきましては、メールを用いたより安全なファイル共有の仕組みを検討してまいります。

　本件に関しまして、お客さまからのご相談をお受けする窓口を設けました。
以下のお問い合わせフォームよりお問い合わせいただけます。
お申込み後につきましては、電話会議／Web会議などご要望に柔軟に対応させていただきます。